内容説明
大きな志の次に小さな志を立てよ。弱い心は「七情」を正しく働かせて克服。逆境には天命と人為の2種類がある…渋沢版社会人のための『君たちはどう生きるか』。現代語訳で読みやすい!
目次
私の立志観
意志の鍛錬方法
克己心の養成
私の観た功名心
私の成功観
私の成敗観
はじめて世に出る青年へ
役に立つ青年
現代学生気質
人格の修養
私の処世主義
楽天生活
逆境に処する方
公私の生涯
政治の根本義
富強国である我が国の態度
新富豪に対する希望
成功の真呼吸
私の商業道徳観
労働問題
地方繁栄策
私の見た福沢翁
私の見た塙検校
人物観察法
精力の集中法
著者等紹介
渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840(天保11)年~1931(昭和6)年。実業家。農家に生まれるも「尊王攘夷」思想の影響を受け、京都に出てその後、徳川慶喜に仕える。維新後、明治政府に招かれ大蔵省で新しい国づくりに関わる。退官後は、民間経済人として活動し、第一国立銀行や東京証券取引所など、約500もの企業の設立・発展に貢献。また二松学舎や商法講習所(現・一橋大学)など、多くの教育機関・社会公共事業の設立・支援に尽力。『論語と算盤』を著すなど、経営哲学の「道徳経済合一説」を広く説き続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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