内容説明
ソーシャルディスタンス時代の終活とは…日本にどこまでできる?理想の人生の終わらせ方。田嶋陽子氏と、死への心がまえ対談を収録。
目次
コロナ・ウイルスで否応なく生命のリスクを感じ始めた
「ねぇ、安楽死の本を書いてくれない?」
安楽死とは何か
スイスにおける自殺幇助
オランダにおける安楽死
日本の安楽死
他に手段はないのか
信仰としての死
こうすれば安楽死ができる
対談 田嶋陽子×島田裕巳―雑な男はいい死に方をしない
お葬式もお墓もなにもいらない
私の主張をようやく社会が理解し始めた(田島)
間違いだらけの日本男社会
会社主体が男女の生き方を規定する
すぐ死ねずに晩節を汚す男たち
自分の死を意識しだす年齢も高齢化
女を奴隷に留めておく男はいい死に方をしない
自然に食事ができなくなるのがいい
人間の寿命は人間が決める時代
自分の人生は自分でケリをつけたい
自分の死を楽しく語らなければダメ
いい死に方は、結局、いい生き方
死ぬまで続けられる仕事をどう見つけるか
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
宗教学者、作家。1976年東京大学文学部宗教史学専修課程卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。84年同博士課程修了(宗教学専攻)。東京女子大学・東京通信大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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