BOOKS FOR CHILDREN<br> 母が作ってくれたすごろく―ジャワ島日本軍抑留所での子ども時代

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BOOKS FOR CHILDREN
母が作ってくれたすごろく―ジャワ島日本軍抑留所での子ども時代

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  • サイズ B5判/ページ数 56p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784198646448
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8797

出版社内容情報

第二次大戦中、日本軍の抑留所で過ごした子ども時代を、オランダ人女性が回想する、異色のノンフィクション写真絵本!第二次大戦中、オランダが植民地支配していたインドネシアを、日本軍が占領し、オランダ人たちは日本軍が作った抑留所に入れられることになった。オランダ人女性が、抑留所で過ごした子ども時代の2年あまりを、当時、母が手作りしてくれた「すごろく」に寄せて回想する。
日本ではあまり知られていない、アジアでの日本軍抑留所の実態や、「戦争はくり返してはならない」という著者の強い願いが伝わる、異色のノンフィクション写真絵本。

アネ=ルト・ウェルトハイム[アネルトウェルトハイム]
著・文・その他

長山さき[ナガヤマサキ]
翻訳

内容説明

8歳のとき、わたしは、母と姉と弟とともに、日本軍の「抑留所」に入れられました。抑留所は、二重の鉄条網に囲まれていて、中はひどく汚く、食べるものもじゅうぶんにはありませんでした。そんな中、母はわたしたちが遊べるようにと、自分で絵を描いて、すごろくを作ってくれました。そして、わたしたちにも、抑留所で見たことを記録しておくようにと言いました…。8歳からの2年あまりをインドネシアの抑留所で過ごしたオランダ人女性が、当時使っていた品々や絵に寄せて、子どもの目から見た戦争と抑留生活を語る、心に残る記録。小学校中学年~。

著者等紹介

ウェルトハイム,アネ=ルト[ウェルトハイム,アネルト] [Wertheim,Anne‐Ruth]
1934年オランダ領東インドのバタヴィア(現在のインドネシアのジャカルタ)に生まれる。第二次世界大戦後、両親、姉、弟とともにオランダに移住。アムステルダム大学で生物学を学ぶ。子育て中に米国に移り、そこで長女とともに参加した保育システムにヒントを得て、帰国後の1965年にほかの親たちとともにオランダに“幼児の遊び場”を創設。30代、40代にはリセウム(日本の中学・高校にあたる)の教師を務め、教育改革のグループを作り、“開かれた教育プロジェクト”を開発。人権活動家としても知られ、ワークショップや講演、文筆活動に従事している

長山さき[ナガヤマサキ]
1963年生まれ。兵庫県芦屋市出身。関西学院大学大学院文学部修士課程修了。文化人類学を学ぶ。1987年、オランダ政府留学生としてライデン大学に留学、以後、オランダに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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杏子

19
8月6日の今日、この本を読んだのも何か感慨深い気がします。自分の誕生日でもあり、広島原爆投下の日でもある今日。戦争によって大きな傷を抉られた日本だったけれど、こんなふうに他国の人に対して酷いことをした歴史もあったんだな、と思うと。ショックでもあるし、戦争は絶対にしてはいけないこと!ということを覚えておかなければと思う!! 子どもたちにも伝えたいことですね!2018/08/06

どら母 学校図書館を考える

15
読まねばならない本。気になりながら、避けていて申し訳ない思い。2022/07/12

千加

15
17世紀にオランダが「東インド会社」を作り20世紀の初めにはインドネシアのほぼ全域が植民地になる。1942年に日本軍がオランダ領東インドを占領、そこに暮らしていたオランダ人たちは、「抑留所」に入れられた。1945年の第二次世界大戦後、インドネシアは独立を宣言した。🌿アネ=ルトが子供の頃の経験を大人になってから迷いながらも本に遺した。母が抑留所のことを外の多くの人に知ってほしいから、見た全ての歴史を書くよう子供にすすめた。🌿「でないと、後に人々は同じ過ちを犯し、互いにひどいことをしてしまうから。…母。」2022/02/16

みよちゃん

11
ジャワ島の日本軍の歴史、その中での暮らし、すごろくの絵、置かれた状況にも母の愛があり、読んでよかった。2018/08/16

mntmt

9
学校でも教わらないし、日本では知られていない。翻訳者が日本で出版先がみつからず、20年越しに、徳間書店が出版した。2022/05/01

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