出版社内容情報
世界各国を取材する著者が、「トランプ以後」の世界的な中国離れの実態を明らかにし、アジア情勢の変化と米中対決の行方を読む!トランプの保護主義に米国では混乱が広がっている。これをほくそ笑む中国だが、外貨準備高の枯渇、資本逃避が激化している。軍事費7%増、1兆元を突破しアジア覇権を狙う中国は、THAADで韓国に対する圧力を高めるが、北朝鮮情勢の急変などで米中対決は避けられなくなる! 2017年秋の中国党大会で何が起こるのか?保護主義化する世界で起きている中国排除の動きとは? 中国経済は崩壊するのか? 各国を取材する著者が中国の今後を読む!
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年、石川県金沢生まれ。評論家。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長、貿易会社経営などを経て、1982年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり独自の取材活動を続けている。著書に『世界から嫌われる中国と韓国感謝される日本』(徳間書店)、『「中国の時代」は終わった』(海竜社)など多数。
内容説明
中国はトランプ政権での米国の混乱と国際的影響力の低下を見越して、海外への軍事的・経済的影響力増大、領土拡張を目論み、世界のリーダーになるとまで公言している。だが、保護主義化する世界では、中国の増長と傍若無人ぶりに怒りが沸騰、各国で中国排除が加速している!現地取材を重ねてきた著者が、「トランプ大統領」以後の世界の対中姿勢の変化を示し、中国の今後を読む!
目次
プロローグ トランプ政権が中国にもたらす激震
第1章 世界の大変動に叩き潰される中国経済
第2章 アメリカとの経済戦争が招く中国大乱
第3章 世界から排除される中国のプロジェクト
第4章 権力闘争も急転、習近平に迫る危機
第5章 「トランプ」以後、中国との歴史戦に勝つ日本
エピローグ 「真実」に滅ぼされる中国
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年、石川県金沢生まれ。評論家。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長、貿易会社経営などを経て、1982年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり独自の取材活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。