出版社内容情報
さんたは、あかさんといっしょに、座布団にのって空をとび、かむさりやまへ! 『神去日常なあなあ』をもとにした、楽しい絵本。
かむさりやまのふもとにすむ男の子さんた。庭にざぶとんを干していたら、うさぎがいっぴき現れ、ぴょーんととびはねると、赤い服を着た女の子になりました。「うちは、あかさん。ざぶとんに乗っておやまにいこ」とさんたをさそい、おまじないをとなえます。すると、ざぶとんは空高くとんで、ふたりは、びゅーんとかむさりやまの奥深くへ。そこへ、白い着物をきた女の人しろさんもやってきて…? 山の神さまたちとすごした、さんたの一日を描きます。
【著者紹介】
1976年東京生まれ。2000年、書き下ろし長編小説『格闘する者に○』でデビュー。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞。2012年『舟を編む』で本屋大賞を受賞。ほかに『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『神去なあなあ日常』『神去なあなあ夜話』他。
内容説明
あるひ、さんたがにわにざぶとんをほしていると、うさぎがやってきていいました。「ふかふかざぶとん、ちょっとすわってええかいなあ」うさぎはくるんとまわって、おんなのこにかわりました。そのおんなのこ、「あかさん」がおまじないをとなえると、さんたたちをのせたざぶとんは、そらたかくビューンととんで、あっというまにかむさりやまのやまおくへ…。山には、ふしぎがいっぱい!神さまも、動物たちも、みんないっしょに遊びます。三浦しをん著『神去なあなあ日常』からうまれた、色彩豊かな絵本。5さい~
著者等紹介
三浦しをん[ミウラシオン]
1976年東京生まれ。2000年、小説『格闘する者に○』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』(文藝春秋)で直木賞、2012年『舟を編む』(光文社)で本屋大賞を受賞
山岡みね[ヤマオカミネ]
東京生まれ。多摩美術大学建築科卒業。設計事務所、美術館臨時職員を経て、絵本などの創作をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。