内容説明
330万部突破のミリオンセラー作家が贈る感動作。日本人であることを隠して韓国芸能界にデビューした、33歳の女性。そこで目にした“業界の裏側”…出逢ったものは!?松岡圭祐の心に残る“自分探し”小説。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
累計330万部に迫る「催眠・千里眼」シリーズの人気作家。昭和43年12月3日生まれ、愛知県出身。小説デビュー作「催眠」がミリオンセラーとなり、小学館文庫歴代1位の売り上げを誇る。長篇第三作の「千里眼」は大薮春彦賞候補となり、「催眠」を凌ぐ評判を呼びシリーズ化に至った。映画「千里眼」ではキャスティング及び脚本(プロットのみ)に関わった
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
119
断捨離のお陰で、まだ読んでいなかった事を発見しました。シングルマザーの33歳で借金800万円を抱えて韓国に来た女性の自分探しストーリ。行動力が???となる時もありますが、ラストが気になって一気読みしてしまいました。私が韓国に来た時期と近かったので、あるあると思いながら読みました。今はかなり変わっていますね。もっと個人主義になってます。こんな上手い話があるかって感じですが、書くのが難しい反日も上手いこと表現していて上手いなぁと思いました。2022/07/28
AKIKO-WILL
27
まさにシンデレラストーリーですが、こういう内容すきです!パッとしない主人公が韓国でまさかの芸能人にあれよこれよで気がついたらなってしまう。そんな上手いことないよな…でも夢でも一度は経験したい。と思う設定にハマりました。でも案外この小説読んでいる人が少ないとは。松岡さんの作品としては珍しい作品だと思います!2016/02/26
そのぼん
18
未婚の母の女性が韓国で働くことになり、さらに芸能界に入ることになり・・・という感じで進んでいきました。以前に流行った冬ソナの話なんかが出てきて懐かしかったです。2012/11/13
zanta
13
264/9/26/2016 松岡さんのこの系統の本が好きだ。韓国と日本の違いを知らなかったので、それが興味深かった。パタパタっとまとまってしまった印象もあるけど、夢物語として面白かった。2016/09/26
sosking
6
文庫の際に、「天使と守護のラリエッタ」に改題しました。シングルマザーが韓国でアイドルとして活躍するお話。