内容説明
伊佐チエはいわゆる普通の女子高生…だったはずなんだけど…。彼女が卒業した小学校が、この世から忽然と消えてしまうという怪事件をきっかけに、何の因果か、ケッタイな獣たちが蠢く不可思議な世界へ行く羽目に。そこはチエの曽祖父・小五郎のつくった夢の世界、夢羅。同級生のコザケンらを従え、夢羅に潜って、果敢に闘いを挑むチエ。伝説の化け狐・キトネを追え!操るは、先祖伝来の滅魔の銃!『ルナOrphan’s Trouble』で第4回日本SF新人賞を受賞した奇才が描く、ネオ・ジャパネスク・アクションSF!待望の受賞後第一作長篇。
著者等紹介
三島浩司[ミシマコウジ]
1969年生まれ。94年、関西大学工学部電子工学科卒業。同年、寺崎電気産業株式会社に入社。99年に退社後、小説執筆を続け、2002年、『ルナOrphan’s Trouble』で第4回日本SF新人賞を受賞。翌03年、同書が刊行され、デビュー
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感想・レビュー
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石臼
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読み終わってからよくよく考えてみれば、驚くほど登場”人物”の数が少ない。結構な人数が、獣の代弁者として舞台に上っていた。その辺を考えると、人よりも獣に比重の寄った話。マタギの血を引く主人公も、ごく普通のその辺の人間と比べると獣に近い種族とも言える。2013/08/31
Tatsuo Eguchi
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確かに最後がちょっと...。2012/07/21
CHIE
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一作目よりキャラクターが魅力的になってるし、ストーリーも面白いと思ったけど、最後どうなったんだろう。私の読解力の問題か(泣)2011/07/07
圭一
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すごい読みやすかった




