内容説明
オリーは、かわいい小さな男の子。なのに、オリーがふいている楽器は大きな大きなバスホルン。いちばんひくい音のでるとても、おもたいラッパです。オリーが、ひとたびラッパをふけば耳をつんざくようなその音に、町のみんなは、おおさわぎ。ラッパをふける場所をさがしてついに、海へとこぎだしたオリー。ところが、海のうえでは…?ちっちゃなオリーがまきおこす、ゆかいな騒動と思いもかけない大活躍!ユーモアに満ちた絵とともに長く愛されてきた古典絵本。5歳から。
著者等紹介
ベクドルト,ジャック[ベクドルト,ジャック][Bechdolt,Jack]
アメリカの作家・ジャーナリスト。新聞記者を長く務めたあと、子どもの本を書き始めた
バタグリア,オーリリアス[バタグリア,オーリリアス][Battaglia,Aurelius]
アメリカの画家・イラストレーターで、教師でもあった
清水奈緒子[シミズナオコ]
1965年、静岡県に生まれる。常葉学園大学外国語学部卒業後、英米語圏の絵本・児童書の翻訳に携わる。大人のための子どもの本の資料館“遊本館”スタッフ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
6
小さなオリーが吹くバスホルン。この騒音とも言える音を巡って、町中が混乱する。練習場所に困ったオリーの苦肉の策が、思わぬ働きをすることになるのは、天の采配か。好きなラッパを思い切り吹けるように導いてくれた神様、きっといると思うなぁ。2018/08/03
みほっち☆
2
絵のかわいさと長く愛され続けた古典絵本という紹介に惹かれて借りた一冊。オリーは小さい男の子ですが、大きいバスホルンを吹くのが大好き。それなのに、街の皆は、音楽に親しむことは理解があるのに、音が耐えられないと大騒ぎ。ラッパを吹ける場所を探して最後に行き着いたのは海。ところが、海では…。音楽を愛し、勇敢で勇気あるオリー。よかったね、オリー♪もっと皆さんに読んで欲しいアメリカの絵本。2013/12/24
timeturner
1
あとひとつというところでキメが足りない感じ。もっと面白くなると思うんだけどなあ。2014/07/24
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- 和書
- ジヘーショーのバナやん