内容説明
サリン弾頭のミサイルは日本各地に大きな被害を与えた。北朝鮮地上軍は韓国の首都・ソウルを目指して拠点を攻略してゆく。電離層で爆発させた核ミサイルの影響で、米韓の最新鋭の防衛システムは無力化していた。日本政府は自衛隊の参戦を決定。国連軍の一翼として出兵させる。同時に、拉致被害者を救出すべく、陸自中央即応連隊の精鋭集団に北朝鮮山間部への出動が下命された。一方、北朝鮮内部から、金正日国防委員長の死亡情報が流れてきた。三男・ジョンウンと長男・正男がついに衝突する。さらに、北朝鮮国内で蔓延した新型ウイルスは自然発生したものではない疑いが浮上した。