内容説明
昔、異世界へうっかり行ってしまった星空。そこでピンチになるが、いつもお菓子をくれる『アメのおにいちゃん』こと天人が救ってくれた。その日から星空にとって天人はヒーローになった。しかしその直後、天人は星空の前からいなくなり…。あれから四年、星空のヒーロー・天人は、現在失業中。「命を狙われているの!助けて!」と星空よりメールが届く。お前は、ピーチ姫かっ!助けて欲しいのはこっちの方だよ…。へなちょこヒーローは星空を助けることはできるのか!?異世界と現実を繋ぐ橋を渡る新ファンタジー小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
2
僕と彼女と国家組織と異世界からの進行。どことなく、オールドスクールな趣き。そこらへんはレインの作者なんだなあとも思わせる。これが刊行された08年よりも、今の方がその古典的な味付けを楽しめるような気がしますね。作者が存命であればリメイク・リテイクがあったんだろうなあと思う。2022/04/11
寒上ぺそぎん
1
ダメダメでした。これはいかん。ヒロイン(?)が中学生(自己中退)にもなって、一人称が自分名は痛いし、見ていてその他諸々についても激しく痛すぎる。某ゲームの某ミッションの“ヒロイン(笑)”並に酷すぎて、途中から斜め読みモード全開でした。別世界の“自分”については児童書の“クレストマンシー”シリーズ、世界を越えて云々、については『仮面ライダーBlack』かはたまた『赤い光弾ジリオン』か――と、設定的には興味深く読めて当然な作品を娘ッ子一人で壊滅させた辺りは類を見ないと褒めるべきかもしれないが。2012/08/23
すがやん
1
よくあるファンタジーをちょっとひねって、キャラも個性的にしようとしたのはわかるんですが・・軽いノリの会話に、「イタイ」キャラの女の子が、なんだかパッとしない。わざとらしいというか・・ レイン」を書いた人の作品で、シリーズとして続きも出ているので、まだまだこれからかもしれないけれど、1巻を読んだかぎりは続きを読みたくはならないなぁ。2009/07/09
@~くん
0
×2010/06/19
ryoku
0
普通の人間のおっさんが結構活躍しているのが良い2010/06/17