内容説明
ブーツの靴音を響かせ、大理石の床をその人物はやってきた。肩までの髪に、白銀の騎士服。最初は『華奢な少年』という印象だったが、テーブルの陰から全身が現れると、短いコスチュームだと分かる。そしてテーブルの蝋燭の光でその面があらわにされると、印象は驚きに変わる。女の子…!?僕は目を見開いた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takave
2
卑怯な妨害って王道だね。2011/05/01
ねんこさん
2
やっぱり夏見・・・じゃなくて水月先生は特権階級がお嫌いだと見た。内容はこれまでの巻で感じられた引き伸ばし的なものが殆ど無く、密度の濃い一冊でした。2010/04/24
エイエムアイ
1
★★☆☆☆2022/03/20
CCC
1
ここにきて物凄い盛り上がりですね。試練が厳しければ厳しいほど、それに打ち勝つ熱さも高まる。他にも色々、おいしい要素が詰め込まれた巻でした。2016/12/17
p.p.
0
面白かった!ロクに整備もできない守護騎のハンデを負い、さらに有力貴族家に目をつけられ執拗な妨害を受けつつも、実力で勝利を手にするリジューの男らしさに熱くなる。そしてジャン・ルイ、ビアンと二人の友に出会い、護樹騎士団幼年学校への入学も決定。ターニングポイントとなる一冊。2011/08/31