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Tokuma novels
狼の寓話―南方署強行犯係

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198506148
  • NDC分類 913.6

内容説明

警察に入ってから、ずっと刑事になるのが夢だった。刑事課に配属が決まって小躍りするくらいうれしかったのに。会川圭司はドアを開けた途端に血の匂いにたじろいでしまった。それだけじゃない。犯行現場のバスルームで間違って、たじろいだ瞬間にシャワーの蛇口をひねってしまい、鑑識が見つけた髪の毛を流してしまった。まさにヘタレのニックネームをつけられ、ことあるごとにヘタレと呼ばれる自分が頭に浮かんだ。先輩の城島と鳥居係長に捜査班を移された。組んだ相手が、黒岩という女性刑事。どうやら、こちらも刑事課でお荷物扱いの人間のようだ。与えられた事件は一週間前の殺人事件。夫が殺され、疾走した妻が疑われるのだが…。著者が初めて挑んだ、本格の薫り高き、書下し警察小説。

著者紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年、大阪生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒。93年「凍える島」(東京創元社)で第4回鮎川哲也賞を最年少で受賞し、作家デビュー