Tokuma novels<br> 刻謎宮〈2〉光輝篇

Tokuma novels
刻謎宮〈2〉光輝篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 279p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198504083
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

いつの世とも知れぬ昔。蒼穹に黒い馬が現われた。馬は下界を偵察し、ゆっくりと降下した。馬が着地すると、その腹から梯子が伸びた。黄河の肥沃な地に降り立ったのは、坂本龍馬たちだった。一方、西暦一九二七年。中華民国の首都北京郊外。時間監視者により呼び出された沖田総司とギリシァの英傑ヘラクレスがいた。自決するはずの王国維がなぜか死なないのだ。そして師の羅振玉より十二年前、京都で総司と会っている旨を聞く。一行は京都へ…。なんらかの工作が行われているようだ。あの『刻謎宮』が中国で蘇る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那由多

11
前回の刻謎宮に西遊記を混ぜてブチかます。トンデモなさ健在です。むしろパワーアップしてて、付いていけなかった。

二分五厘

1
1996.3.10

kagetrasama-aoi(葵・橘)

0
刻謎宮Ⅱ、第1部光輝篇。今回は、メンバーにあまり変化はないものの、敵を撹乱するために、その時代の人物の体を借りて精神だけ転送する……という方式。時代は中国の殷王朝!言わずと知れた”紂王”、”妲己”登場。総司は孫悟空に、アンネは三蔵法師に、ヘラクレスは猪八戒(たぶん?)、マタハリは白馬に擬えるという凝りぶりが楽しい!あれ、沙悟浄がいないなぁ!いつも通り、文句なく面白い展開!でも敵役のあの人の気持ちがイマイチピンとこない!まあ、理想郷の王になるのが男のロマンということで、無理矢理納得(≧▽≦)!2015/01/20

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