感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
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ボリューム 私はいったい誰なのだ? 世界観 私は唐突に意識が戻って来た。 夜、草深い斜面の上に横たわっていた。 そばには弾痕が残る男の姿、自分の手には拳銃。 そして何より記憶がないもない。 やがて近づいてくるスポーツカーの音。 拳銃を使い運転手を止め、その車に同乗。 折口真弓と名乗った彼女から場所を聞く。 やがて何者かが自分をつけ回していることに気づく。 自らの記憶に一体何が隠されているのか? 補足事項 主要登場人物のひとりの名前が『香取真吾』。 刊行は1978年なので完全なる偶然だけど、ちょっと惜しい。2023/12/02