ディベートを用いて文学を“読む”―伝え合いとしてのディベート学習活動

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784183111227
  • NDC分類 375.8
  • Cコード C3037

内容説明

ディベートが脚光を浴びてからほぼ十年が経過した今、国語教育の学習指導方法としてディベートをしっかりと位置づけようとする意欲的な書物である。著者はディベートを「言い負かし合い」ではなく、「伝え合い」、「分かち合い」のための学習指導方法として捉える。そして小学校から高等学校までの先行実践と著者自身の実践をもとに、論題から学習指導過程、年間指導計画に至るまで、ディベートを用いて文学を“読む”ための方法を体系的にまとめ、その有効性を検証している。高等学校だけではなく、小学校、中学校の先生方にも役立つ書物である。

目次

第1章 伝え合いとしてのディベート学習活動―ディベートマッチだけがディベートではない
第2章 ディベート学習活動の特性と文学の読み―なぜディベート学習指導で文学を豊かに確かに読めるのか
第3章 文学の学習指導におけるディベート論題―論題はどのようにして立てるのか
第4章 ディベートを用いた文学の学習指導の実際―詩、戯曲、寓話と様々な文学をディベートで“読む”
第5章 ディベートを用いた文学の学習指導の多様な展開―ディベートを他の学習活動と組み合わせる
第6章 ディベートを軸とした「現代文」の年間指導計画―「簡易ディベート」から「本格的ディベート」までステップを踏む
終章 ディベート学習活動の彼方に

著者紹介

井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960年兵庫県に生まれる。公立中、高等学校教諭を9年間勤め、兵庫教育大学大学院修士課程に内地留学。修了後、兵庫県立神戸北高等学校を経て、現在、兵庫県立小野高等学校勤務。全国大学国語教育学会、日本国語教育学会などに所属。著書、論文に『新国語科・言語活動例の具体化 第2巻』明治図書(共著)、「ディベートによる<読み>の学習指導―二値から多様な読みへ、そして多値へ―」、「『伝え合う力を高める』国語科学習指導―高等学校3年間の学習指導計画」、「文学の学習指導における交流活動の組織化に関する考察―高等学校『舞姫』の授業をもとに―」などがある