内容説明
本書では、学級づくりや授業づくりなどに劇的な変化を生み、様々な手法の基盤となる「クラスファシリテーション」について、実例を含めながら詳しく説明した。
目次
序章 これからの学級を支えるクラスファシリテーション(「ソーシャルスキル」を学ぶ場としての学校の役割;「信頼」をベースにしたこれからの学級経営 ほか)
第1章 学校で役立つ“クラスファシリテーション”とは(クラスファシリテーションとは?;ファシリテイティブティーチャー ほか)
第2章 クラスファシリテーション実践編(“全員が納得する”学級目標をつくろう!;クラスづくりの“設計図”をつくろう! ほか)
第3章 職員室のチームビルディング(職員室のチームビルディング;公立小学校の実践「月曜日に来たくなる職員室をつくろう」)
著者等紹介
大橋邦吉[オオハシクニヨシ]
1981年、東京都国分寺市生まれ。体育の教師を目指し玉川大学に入学。在学中に「ファシリテーション」に出会い、卒業後はファシリテーションの本場であるアメリカに留学。ニューハンプシャー州にある、Plymouth State Universityの大学院でファシリテーションを学ぶ。大学院修了後は、University of New Hampshireのthe Browne Centerでインターンおよび専属ファシリテーターとして勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gongon
2
この本、読んだことがあったなんて…。ショック。でも忘れているのに書籍の実践を行なっていたということは、自分の大切にしたいことがここにあるということ。技というより考え方の面で。 書籍の中にあった、活動ごとにグループでビーイングを作り、振り返り、教室のクラスビーイングに大切にしたいことを書き込むという流れは取り入れやすいかな。なかなかクラスみんなで振り返りをする時間が取れないからこそ。ビーイングを軸として、活動後に子ども達同士で会話させる振り返りも良い。授業でもう少し一般レベルまで落とした取組はないものか…。2017/09/18
heugemono
0
正直,1860円はちょっと高かった。 内容は,ファシリテーションの教室への持ち込み方。職員室でのチームビルディングなど,今後の教育の主翼になっていくであろう理論が書かれています。従来型の一斉指導では行き詰まりを感じている人には,一度読んで欲しいと思います。2011/12/21
ぴーたん
0
ファシリタティブな教師になるために、技術よりもあり方について説いた本。教員としてとっても耳が痛かったです。。。ふりかえりは生徒だけではなく教師にも必要だ!2010/11/10
GO旦那
0
チームビルディングに使えそうだったが。70点。明治図書さん、高すぎです。2010/10/24