内容説明
子どもを伸ばすための様々な「授業技術」を、「目的」ごとに紹介。
目次
第1章 知識と技能を修得させる「教え方の黄金律」
第2章 学ぶ意欲を高める「授業の組み立て」
第3章 自立に導く「授業の進め方」
第4章 考える子を育てる「授業の対応」
第5章 集団での学びを豊かにする「授業の演出」
第6章 どの子も伸ばす「特別支援教育への対応」
著者等紹介
大前暁政[オオマエアキマサ]
1977年岡山県生まれ。2002年3月岡山大学大学院教育学研究科理科教育専攻修了。2013年現在、岡山市立城東台小学校教諭。理科の授業研究が認められ「ソニー子ども科学教育プログラム」に入賞。日本初等理科教育研究会、日本理科教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしお
3
どのことも当たり前だけど、これを駆使して行うのが、なかなか難しい。時折、読み返してみたい本でした。2019/07/18
楽しく生きる
2
授業の具体的な工夫が載っている本です。 理論というより、具体的な教師の指導技術集です。 教師の指導技術集の中には、いろんな本が最近出ていますが、本書が一番わかりやすく、しかも、一番多くの情報が網羅されています。 2022/02/25
TWIST
2
授業に必要な教師の技術がすべて網羅されている。子供主体の学習にするための技術がとても役に立った。例えば、学習に適した環境を用意することや、子供自身が学べる環境をつくりだすことなど、知っておかないと、絶対に子供主体の学習にはできないなと思った。最初の1章だけでも知っている教師と知っていない教師では、一年の授業はまったく変わってくると思えます。2020/10/06
き
1
教育技術について授業の事例を挙げながら解説している本。2020/04/14
jotadanobu
1
様々な教育技術。自分はまだまだ意識して使っていかなければならないレベル。中には無意識につかっており、つながりを持ち始めたものもあるが、臨機応変には程遠いように思う。何もかもいいと思ったことは一気にやろうとするのが自分の反省点。絞ってやっていくということ、目の前の子どもに合わせてやっていくということを特に意識しなければ、自分にも子どもにも無理が生じて結局粘りきれない。打ち上げ花火で終わってしまう。計画的に、そして自然体をめざして来年度の策略を練ろう。2016/03/21