出版社内容情報
ゆとりのない義務教育・勉強しない大学生・学ぶ場のない社会人。山積みの問題に応える臨教審答申を、女性委員の著者が明快に語る
内容説明
「誰でも、いつでも、何度でも」学べる社会を目ざす臨教審答申が生まれるまで。思わぬ圧力と教育の現状に悩む委員の苦心惨憺、自らの母親として教師としての体験を本音で語る。
目次
序章 臨時教育審議会の委員をつとめて
第1章 生涯学習社会が実現する(生涯学習体系の主軸;一人ひとりの時間軸)
第2章 家庭も地域も参加する(家庭の教育力をとりもどすために;子供によりよい環境づくり)
第3章 学校が変わる(給食問題を考える;先生のやる気が学校を救う;受験戦争のゆくえ;日本の国際化に対応する)