内容説明
ジェッシイたちが中学校に呼ばれたのは、女性校長が女子生徒のスカートをめくらせ、「不適切な」下着をつけていないか検査した騒動のためだった。法律違反とはいえないが、少女たちの心は傷ついた。その際に会った少女が、両親がスワッピング・クラブで活動するのをやめさせてほしいとジェッシイに頼みにやってくる。成人が自由意思でスワッピングに参加することもまた、法律違反ではない。しかし、ジェッシイはこのままにしておけないと感じる。そんなある日、パラダイスにのぞき魔が出没し始めた。のぞき魔は“ナイトホーク”と名乗り、自己顕示欲に満ちた手紙をジェッシイに送りつけてくるようになる…凶悪犯罪ではないが、力弱い女性や子どもを軽んじ、辱めるこれらのトラブルに警察署長であるジェッシイはいかに対処するのか?そして軽犯罪に見えた事件はしだいにエスカレートし、ジェッシイの身近にもナイトホークの魔手が…。熱き警官魂と男の弱さをあわせ持つ警察署長ジェッシイ・ストーンの活躍を描く人気シリーズ。私立探偵サニー・ランドルも花を添える注目の最新作。
著者等紹介
パーカー,ロバート・B.[パーカー,ロバートB.][Parker,Robert B.]
1932年生まれ。ボストン大学でハードボイルド作品に関する論文により博士号を取得。1973年、私立探偵スペンサーが初登場する『ゴッドウルフの行方』で作家デビュー。1976年の『約束の地』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞し、2002年には同賞の巨匠賞を受賞した。代表作であるスペンサー・シリーズの他、警察署長ジェッシイ・ストーン・シリーズ、女性探偵サニー・ランドル・シリーズ、ウェスタン小説やヤングアダルト向けの単発作品など、精力的に作品を発表し続けた。2010年没
山本博[ヤマモトヒロシ]
1931年生、早稲田大学大学院法律科修了、弁護士・著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kircheis
タナー
bapaksejahtera
最後の羅針盤
がんもどき