神林長平トリビュート

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152090836
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

神林長平デビュー30周年を記念して、その影響を受けた新世代作家8人が、神林SFを代表する長短篇を独自に解釈、自由奔放に想像力を広げた傑作アンソロジー。全篇書き下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

14
神林長平さんの著作自体は読んだ事がないけれど(いつかは読む)。中学二年生が薫り立ってる。2010/02/08

まるっちょ

7
フムンとバフン(胃袋)の争いに笑っていたらいつの間にか時間が過ぎていた。 伊藤計劃の作品が存在しないのがとても辛い。「七胴落とし」は切なかったな。ミャウダさんがラムセス2世みたいで可愛い。桜坂洋の「狐と踊れ」、海猫沢めろんの「言葉使い師」が傑作。「あなたはマリオネット。」に対応する言葉に涙が止まらない。ここだけ抜き出して読みたい。原作を読んでみたくなるぐらい素晴らしい。2017/03/20

かんたろう

4
敵は海賊シリーズや雪風シリーズを主に読んでいるので知らない作品が多かったが、この本を読んで原作を片っ端から読んでいきたくなった。「敵は海賊」は思いもよらない展開で面白かった。あの船にそんな過去があったとは。シリーズの隠し設定といったところか。「七胴落し」は原作とはずいぶん違う雰囲気になってしまったけど読み終わってほっこりした。「完璧な涙」はSFっぽい雰囲気と身もふたもない最後が好きだなぁ。神林氏の序文が秀逸で相変わらず理屈っぽいがトリビュート作品集が出る作家の複雑な心境というものが分かって面白い(^_^)2012/08/27

シナモン

4
どの話もハズレなしで面白かったです。個人的には、円城塔と虚淵玄が特におもしろかったかな。何作かは、オリジナル作品を読んでいないので、そちらも読んでいきたいです。2012/04/21

鯨、或は山田

4
神林氏の個々の作品のスピンアウトと言った感じで、普通じゃない若手の作家が好き勝手やるトリビュート。未読の作品、未読の作家が多かったので、神林氏のファンとしてニヤリとするという方面で楽しむことは叶わなかったが、曲者揃いのごった煮感といった雰囲気は素晴らしかった。2012/03/31

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