内容説明
ナイル川を航行する客船カルナク号の船上で、ついに起きた殺人事件。一発の弾丸が、リネットの命をうばったのだ。乗りあわせていた名探偵エルキュール・ポアロの捜査がはじまる。ところが、リネットとサイモンに復讐をちかっていたジャッキーには完璧なアリバイがあった。夫のサイモンも負傷のために犯行をおこなうのは不可能。容疑はほかの船客にもむけられるが…大胆かつ華麗なトリックに、ポアロの頭脳が挑戦する。
著者等紹介
クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年イギリスのデヴォン州生まれ。1914年に結婚。1920年に長編『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1928年に離婚した後、1930年には考古学者マックス・マローワンと結婚。100以上の長篇、短篇、戯曲、エッセイなどをのこし、1976年に死去。現在でもその作品は、世界中で愛読されている
佐藤耕士[サトウコウジ]
1958年生まれ。上智大学文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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