クリスティー・ジュニア・ミステリ
ABC殺人事件

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152089205
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

名探偵エルキュール・ポアロのもとに、一通の奇妙な挑戦状が届いた。「ABC」とだけ名乗る正体不明の犯人が、大胆にも殺人を予告してきたのだ。やがて予告どおり、Aではじまる地名の町で、Aではじまる名前の女性が殺害される。つづいて、BそしてCの殺人が…。英国全土を恐怖のどん底につき落とす連続殺人事件!さすがのポアロもあせりを見せる…連続殺人鬼と名探偵の息づまる頭脳戦。はたして最後に笑うのは。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年イギリスのデヴォン州生まれ。1920年に長篇「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。100以上の長篇、短篇、戯曲、エッセイなどをのこし、1976年に死去

田口俊樹[タグチトシキ]
1950年生まれ。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤクモ

35
名探偵エルキュール・ポアロのもとに届いた、アンドーバーでの事件を予告した「ABC」を名乗る人物からの不審な手紙。そして予告どおりアンドーバーでアッシャーという名の夫人が殺害される。2通目はベクスヒル、3通目はチャーストン、いずれも予告どおりにBとCを頭文字に持つ人物が殺害される。ポアロとスコットランドヤードをあざ笑うかのように続く連続予告殺人。張り巡らされた伏線と犯人に対するミスリードによって見事なまでに読者を翻弄しつつ、ラストのどんでん返しでの真犯人とその動機の鮮やかな解明は、さすがミステリの教科書。2019/11/23

しーまま

19
アガサ・クリスティー再読キャンペーン第5弾。早川文庫が貸出中だったので児童書にしました。最初、訳が合わなくて読みにくかったけれど、少しずつ慣れて、なんとか読了できました。アガサ・クリスティーはやっぱり面白いですね。2015/02/25

べあ

11
今まで読んできた本の中に何回かABC殺人事件について出てきたので気になって読みました。「そうきたか!」の一言につきますね。さすが名作です。ポアロの推理力がすごい。思い込みの怖さを実感しました。2014/09/06

みどりむし

5
犯人を予想しながら読んでこれは、犯人ヘイスティングズで間違いないな、なんて思ってたけど普通に違った😅2024/01/26

HH

5
文庫版が貸出中だったので児童書。ふりがな分文字が多くて読みにくいのは最初だけ。話が面白いのですぐ気にならなくなった。話のあらすじは知っていたけど最後まで真犯人はわからず、登場人物の皆さんと同じように間違った犯人の行動ばかり気にして読んでしまった。ポアロの性格の悪さと素敵な一面、身だしなみに気を使っている所など事件の合間合間に見られたのが良かった。ヘイスティングズは名前は知ってたけど初めましてで、こんなに可愛い人なのかとびっくり。2人の仲の良さや信頼してる様子が大好きになったので早く他作品の2人も読みたい!2017/08/27

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