Hayakawa novels
ドリームガール

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152088772
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

かつて非行に走り家族にも見捨てられたところをスペンサーに救われ、ニューヨークの高級娼婦となったエイプリエル・カイル。すっかり成長した彼女が、ひさしぶりにスペンサーの前に姿を見せた。ニューヨークのマダムから託され、自らがボストンで経営している娼館に、何者かの嫌がらせが続いているというのだ。女たちは怯え、客が逃げはじめている。エイプリルの頼みで、さっそくホークと共に護衛に乗りこむスペンサー。だが、脅迫の裏には事情があるようだ。地元ギャングの縄張り争い、エイプリルの背後に見え隠れする男の影…事件は複雑な様相を見せはじめる。エイプリルをトラブルから救い出すべく、スペンサーはニューヨークへ飛ぶ!『儀式』『海馬を馴らす』で登場したエイプリルが再登場をはたす、注目のシリーズ最新作。

著者等紹介

パーカー,ロバート・B.[パーカー,ロバートB.][Parker,Robert B.]
1932年生まれ。ボストン大学で、ハードボイルド作品に関する論文で博士号を取得。1973年に私立探偵スペンサーが登場する『ゴッドウルフの行方』でデビュー、1976年の『約束の地』でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長篇賞を受賞した。2002年にはMWA賞の巨匠賞を受賞した

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

聖月

4
◎◎多分、パーカー好きの読者には、同じシリーズの中でも出来、不出来みたいな評価があるとは思うのだが、とにかく初めて出会ったスペンサーの生き方に惚れぼれした評者なのである。決定(^O^)/スペンサーシリーズ読破を目標に生きていこう。生き延びていこう。老眼が進もうとも、外人さんの名前が区別しづらくなったとしても、読む手が震えるようになったとしても、何としてもこのシリーズは読破するぞ!・・・と、今は思うのことども。2009/05/06

タナー

3
シリーズ第9作「儀式」で初登場、スペンサーの助けを借りたものの、自らの意思で売春婦となったエイプリル・カイル。その後第13作「海馬を馴らす」で再びスペンサーを悩ませた彼女が、魅力的な女性となってまたまたスペンサーのもとを訪れた。今では娼館の経営を任されているという彼女だったが、商売から手を引くよう、何者かに脅されているという....。ホークとともに調査を開始したスペンサーだが、関係者は何故か真実を語ろうとしない。不審に思ったスペンサーは、エイプリル自身の周辺を調べ始めるのだが、そこに待っていた真実とは!?2014/11/12

魔魔男爵

3
これはネタバレ厳禁か?マンネリの馴れ合いで終わるかと思ったが、ラスト1Pの思いきった結末が素晴しい!こんな結末はいやだ!!と叫ぶ人もいるであろうな。2009/10/04

tai65

2
星4・52018/07/13

ぐずぐず

2
「儀式」「海馬を馴らす」と続けて読んでみた。 スペンサーが命を懸けて救おうとした少女エイプリル。 今回も山盛りのトラブルを抱えて登場。 「救われたいと思わない者を救う事は不可能だ」という言葉は、どの巻の誰の台詞だったか。 それでも彼は自らの信念の為に戦い続ける。 これぞハードボイルド。2012/12/29

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