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いくばくかの欲望を、さもなくば死を

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152088680
  • NDC分類 950.28

内容説明

小説家ラファエル・ビエドゥーは、三十年以上連れ添ってきた恋人で、著名政治評論家のポール・ギルベールをがんで失った。ポールへの愛によって作品を書き、書くことで彼を愛してきたラファエルにとって、まさに青天の霹靂だった。彼女は激しい混乱に陥るが、尽きぬ愛情と創作への励ましを与え続けてくれたポールとの日々に想いを馳せ、それを書き綴ってゆくことで、しだいに生と執筆への意欲を取り戻していく―担当編集者への手紙の形をとりながら、最愛の人を失った哀しみと孤独、作家としての生々しい苦悩を切実に描く、フランスの著名女性作家による私小説的告白。

著者紹介

ビエドゥー,マリー[ビエドゥー,マリー][Billetdoux,Marie]
1951年、劇作家フランソワ・ビエドゥーの次女として生まれる。当初はふたつあるファーストネームのうち二番目を用い、ラファエル・ビエドゥーと名乗っていた。映画の編集助手などを経験したのち、1971年、二十歳のときにJeune fille en silence(『沈黙の少女』)でデビュー。1976年にはPrends garde `a la douceur des choses(『優しい話に気をつけて』)でアンテラリエ賞を受賞、1985年にはMes nuits sont plus belles que vos jours(邦訳:『私の夜はあなたの昼より美しい』高野優訳、早川書房刊)でルノドー賞を受賞。2003年、ひとつ目のファーストネームを用い「マリー・ビエドゥー」と改名。マリー名義での第一作となる本書で、印象的な女主人公が登場する作品に贈られる、『マダム・フィガロ』誌が選ぶヒロイン大賞を受賞した。2007年には長年の文学的功績に対し、フランス政府よりレジオンドヌール勲章を授与された

ヘレンハルメ美穂[ヘレンハルメミホ]
国際基督教大学教養学部人文科学学科卒、パリ第三大学現代仏文学専攻修士課程修了、仏語、スウェーデン語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)