内容説明
日照りに見舞われた夏。干上がったダム底の廃校で肝試しの怪談「百物語」を行った悪童たちは、とんでもない怪物を呼び寄せてしまう!それから二十年、再び廃校に集った関係者たちを“復讐者”が一人また一人と屠っていく。犯人は誰か、その動機は?日本推理作家協会賞受賞作『沈黙の教室』から五年、叙述トリックの粋を凝らして恐怖と謎を紡ぎあげる入魂のダーク・サスペンス“教室シリーズ”第二部。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
67
教室その2。ホラー色がより強くなった感じ。前作よりはやや劣る感もあるが面白かった。2013/12/24
そのぼん
23
ジャンルとしてはミステリーやサスペンスに入るんだと思いますが、かなりホラー的要素も多い作品でした。第一部が終わったとき、かなり謎がのこっていたのでその後どう収拾をつけるのか気になっていました。読みすすめていくうちに、予想外の展開もあり、なかなか面白かったです2012/07/23
ペーパーピーポー
12
折原一が 『スタンド・バイ・ミー』 みたいな小説を書いたら、こんな感じになるのかな。 でも終盤は、いつもの折原ワールドw えっ、整合性? なんすか、それ?2016/10/07
ねこまんま
10
廃校、山中、嵐、犯罪者、病院、怪談、蝋燭、結界、トイレ・・・・・ ホラー要素が満載すぎて、ものすごい怖そうだけど、なんだか全体的に雑でちょっと騙された感じです。 よっぽど頭を整理して読み進めないと、何が何だか、誰がなんだか、もうわけわからなくなってしまいます。2013/08/08
みゅん
8
自分達しかいないと思っていた廃校に人の気配・・怖い・・暗闇で何かに襲われる恐怖。ホラー満載の前半。読書メモを取り細かいヒントを書きまとめながら読み進めていきました。ラストの犯人。まぁ、ありと言えばありなのかなぁ。。。複雑でしたが楽しめました。 私「沈黙の教室」から読み始めていたと思っていたのですが「暗闇の教室」から読み始めていたことに驚愕。はぁ、、気を取り直して「沈黙」読み始めます。2014/07/03