ハヤカワ・ミステリワールド<br> 沈黙の教室

ハヤカワ・ミステリワールド
沈黙の教室

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  • サイズ B6判/ページ数 442p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152078445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

連合赤軍事件の記憶も新しい1973年、青葉ケ丘中学の3年A組では悪質ないじめが横行していた。不気味な〈恐怖新聞〉が発行され、粛清の対象とされた犠牲者は残酷な結末へと突き落とされた。悪魔の化身のようなクラスを担任教師が呼んで〈沈黙の教室〉…。その20年後、クラス会の告知が新聞に載った途端、新たな〈恐怖と粛清〉が鎌首をもたげた。四重の謎と多彩な文体が生み出す渾身のサスペンス大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

28
★★★★叙述トリックを多用する作家ではあるが、それよりかはミステリー&ホラー色を強めに出した作品ではあるが、日本推理作家協会賞受賞作というだけって、申し分ない大作。浅薄な作品が多い中で作りこまれたストーリーはただただ重厚でありながらも読みやすく引き込まれ、繰る手が止まらない。ひとつ残念とすれば、最終的な着地点が少々弱いのはこの作品に留まらないこの作家の特徴か(笑)2018/05/05

べすたん

17
一気に読み終わってしまった。面白かったですよ~犯人の予想はついたけどぐんぐん物語りに引き込まれていきます。1ページ2段組422ページ、一月はかかるかなと思ったのですが、読み始めて3日で読了!この作者を少し読んでみたくなりました。明日は本屋へGOです。さぁ~ポストの中に恐怖新聞、入っているかな~~2015/03/16

そのぼん

15
あー怖い。かなりドロドロした話でした。同窓会を開こうとする動きとそのクラスの過去、そして記憶を失った男の話が交錯しながらストーリーが進んでいきました。やはり最後まで犯人が解らなかったので、面白かったです。2012/08/05

ステビア

6
拍子抜け。読ませる力はあったが。2014/02/02

イタチ

3
中学校を舞台としたお話。クラスに発行される恐怖新聞なるものに、生徒達は翻弄されます。クラスを影で操る人物は何者なのか、ホラー的な要素と次々に巡る展開にわくわくしながら読みました。最後まで読み終えて、幾つか謎が残った部分もありますが、本当に面白かったです。2015/03/01

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