ハヤカワ・ミステリ文庫
レイン・フォール/雨の牙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 493p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151781513
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

日米ハーフの暗殺者ジョン・レイン・シリーズが装いも新たにミステリ文庫に登場!
映画化原作。2009年4月25日全国ロードショー。
今回の仕事のターゲットは国土交通省のキャリア官僚だ。渋谷の雑踏から後をつけたレインは、山手線の車内で相手に接近する。一瞬後、ターゲットは昏倒し、そのまま死亡した。誰が見ても心臓の発作による自然死だ。作戦完了。ところが、数ある仕事のうちのひとつに過ぎなかったこの暗殺が、彼の運命を一変させることになるとは・・・・・・。孤高の暗殺者ジョン・レインに危機が迫る。大都会・東京を舞台に描く謀略と裏切りの追跡劇。

内容説明

今回の仕事のターゲットは国土交通省のキャリア官僚だ。渋谷の雑踏から後をつけたレインは、山手線の車内で相手に接近する。一瞬後、ターゲットは昏倒し、そのまま死亡した。誰が見ても心臓の発作による自然死だ。作戦完了。ところが、数ある仕事のうちのひとつに過ぎなかったこの暗殺が、彼の運命を一変させることになるとは…孤高の暗殺者ジョン・レインに危機が迫る。大都会・東京を舞台に描く謀略と裏切りの追跡劇。

著者等紹介

アイスラー,バリー[アイスラー,バリー][Eisler,Barry]
1964年、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。1989年にコーネル・ロー・スクールを卒業後に3年間、CIAで戦略スタッフの一員としてトレーニングを受ける。その後、在米日本企業の弁護士を務め、日本にも数年間滞在した。流暢な日本語を操り、日本文化にも造詣が深く、柔道は黒帯の腕前。2002年に、それまでの経験を活かして執筆した『レイン・フォール/雨の牙』はベストセラーとなり、10カ国以上で翻訳出版された

池田真紀子[イケダマキコ]
上智大学法学部国際関係法学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

白玉あずき

20
出土品。あまり期待はしていなかったのに、意外と読ませるではないですか。自然死に見せかけて殺してくれるという凄腕殺し屋さんが主人公で、ハードボイルドの見本的作品。典型的、教科書的、計算し整然と構築された筋立て。殺し一件、一千万円強らしい。日本の警察を過大評価しているかもですが、それはご愛嬌。2016/09/05

読書らいおん

3
日本を舞台にした、静かな殺し屋レインの物語。ところどころアクションはあるものの、それより東京での日常や情報収集、主人公の心理描写が印象的だった。ここまで地味で慎重な主人公は初めてかも。それゆえアクションシーンとの対比ができて良かったですね。なんか海外ドラマの「デクスター」を読んでるようでした。最後は切ない幕切れ。うん、「雨の牙」って良く考えられたタイトルですね。2012/03/24

いうああお

3
日本の描き方に違和感なく、暗殺者、CIA、スパイ、裏社会の支配者等が満載のエンタテイメント性に富んだ作品。楽しく読めます。尾行の説明とか面白く、どっかで使ってみたいな(笑)2009/05/18

ワッピー

2
一見さえない日本人に見えるアメリカ人の殺し屋という設定は面白い。たまに首を傾げる描写はあるものの、楽しむことができました。2011/06/19

hosakanorihisa

2
ガジェットディテールの細かさがSFぽくて好き。2009/04/01

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