ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 第三の女

ハヤカワ・ミステリ文庫
第三の女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150700256
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちげー

14
最近ハマり出したアガサ・クリスティの小説。 小さい頃からミステリー好きで、アガサ・クリスティの名探偵ポワロやマープルおばさん等、テレビ番組でもたくさん見て来たけど、このお話は読んだことも見たこともなく、とても面白かった。 1から順番に集めたいなー。2019/03/05

アルパカ

8
すっかり忘れていて再読。「第三の女」というのは主な賃貸の契約人がいて二人目のルームシェアする人がいてさらにもう一人一緒に分担する人のこと。表紙が「孔雀」になっていてこれはノーマのボーイフレンドにオリヴァ夫人がつけた ニックネーム。依頼に来たノーマに「思ったよりお年寄りなんで帰ります」と言われた時傷つくポアロ。(笑)真相は別人に成りすますなんてかなり高リスクと思いました。ちょっと無理やりだけど、ポアロの思考過程が辿れて面白い。2020/04/22

nightowl

4
人を殺してしまったかもしれない、とポアロの元を訪れたうら若き娘。調べてみるとルームシェア先から姿を消したらしい。父親が駆け落ちし傍目には不安定な環境で育った彼女。継母を連れて戻って来たことに恨みを抱いている。絵描きのボーイフレンドもいるがどうも胡散臭い。次々と明らかになる人間関係の中でポアロは真実を見出せるのか。末期の作品で、王道のトリックを使いながらもはっとする酷い悪巧みが最後に分かる。事件らしいものはなかなかないものの、オリヴァ夫人の活躍やポアロの推測などで楽しませてくれるクリスティはやはり凄い。2010/09/12

治野

2
おいおいそんなことってあるかい!と心の中で叫びました。楽しかったです。2021/01/04

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

2
☆×4.0…犯人を推測すべき要素がこの作品にはあまり出てきません。疑いようがない状態になっています。しかも突然ばっと最後のほうに展開が進む形になっていますし。ある意味ぞっとする作品でしたよ。2009/10/16

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