内容説明
捏造するならここまでやれ!アーヴィングと相棒のディック、妻のエディスは綿密かつ巧妙な作戦を立てた。手紙が偽造され、資料を駆使したインタビューが自作自演される。彼らの強みはただひとつ。誰もヒューズの真実なんか知らないんだ!出版社は熱狂し、世間は注目する。すべては思惑通りに運ぶが…全世界を唖然とさせた史上最大の捏造事件の全貌を当事者であるアーヴィングが明かす、仰天痛快ノンフィクション。
目次
第3部(ビーチコーマーのバンガロー・ワン;フレンチ・クォーター;千ドルの手紙;「本日マグロウヒルは発表を…」;われらの敵に混乱を;われわれの味方に混乱を;リマトの白鳥)
第4部(ハワード・ヒューズ登場(または、そっくりさん)
パラダイスの悪夢
「わたしを逮捕する?どんな罪で?」
男爵夫人、調子はずれに歌う
フォーリー・スクエアで、のるかそるかの大勝負
あなたを有罪とします)
著者等紹介
アーヴィング,クリフォード[アーヴィング,クリフォード][Irving,Clifford]
1930年マンハッタン生まれ。1956年に作家デビュー。世界中を放浪しながら6作の小説とノンフィクション1作を執筆。またTVドラマの脚本なども手がけた。著書『ザ・ホークス―世界を騙した世紀の詐欺事件』の事件で服役し、出所後は作家に復帰している。現在は6番目の妻とともにコロラド州とメキシコの太平洋岸に暮らしている
三角和代[ミスミカズヨ]
西南学院大学文学部外国語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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