内容説明
一九世紀半ばのカナダ。平和な入植地で罠猟師が殺され、同時にひとりの青年が行方不明となった。殺害現場からつづく足跡が向かっていたのは北―オオカミの棲む森と極寒のツンドラしか存在しない最果ての土地。青年にかけられた容疑をはらすため、母のロス夫人は危険な捜索の旅に出発する！コスタ賞最優秀作品賞を受賞した他、英国推理作家協会賞エリス・ピーターズ賞の候補になった大型歴史冒険エンターテインメント。
著者等紹介
ペニー，ステフ［ペニー，ステフ］［Ｐｅｎｎｅｙ，Ｓｔｅｆ］
スコットランドの首都エジンバラ生まれ。ブリストル大学で哲学と神学の学位を取得後、映画製作の仕事に就き、二つの映画の監督と脚本を担当した。デビュー作『優しいオオカミの雪原』で２００６年度コスタ賞最優秀作品賞を受賞した。英国推理作家協会（ＣＷＡ）賞エリス・ピーターズ（最優秀歴史ミステリ）賞、オレンジ賞にもノミネートされた
栗原百代［クリハラモモヨ］
早稲田大学第一文学部卒、東京学芸大学大学院修了、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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