内容説明
“ワルキューレ”はオフィールへのテロ活動を直接指示するため、幹部のジークルーネを地上へ送り込む決定を下す。“手品師”隊員達は彼が軌道エレベーター上端のトップ・ステーションに現れたことを知り、現地へ向かった―敵の作戦を阻止するため、当然の如く己が身を賭すフィリップ、敵の中にかつての仇を見出し、復讐に走るブリジット…隊員達もまた大戦時代の遺恨に決着をつけるべく、自らの信じる道を選び戦う。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
1969年生まれ、大阪大学法学部卒。自称「軽小説屋」。『ドラゴンズ・ウィル』で第九回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞し、デビュー。アニメーション原案・シリーズ構成・脚本の仕事を多数てがけている。また、創作集団イメイジング・フォレストを主宰し原作提供等を行うなど、幅広い創作活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
8
それぞれの”戦争"を終わらせるコトに意義を見出そうとする主人公たち。それに対し人類の歴史が始まってからひとつも"戦い"は終わっていないとする敵側。その対立からどんな結末を見せてくれるのか、次巻が最終巻ですが無茶苦茶楽しみです。2011/02/04
電柱
1
眠り鼠、公爵婦人と各々の戦争に決着をつけていく。新キャラの鷹獅子もなかなか癖のある感じで今後の活躍が気になる。そんな感じで物語が盛り上がってきてるだけにあと一巻で纏めきれるのかちょっと不安だ。2010/08/03
sezmar
1
公爵婦人、眠り鼠が主役だが新キャラの鷹師子の印象が強い。ついでにラウラがあれだった。バレンをお父様とか呼んでみたらどうなることか。つぎが10月下旬なので忘れない様にしよう。2010/07/26
まっすー
0
42013/03/30
タカシ
0
仲間の死、新たな仲間の登場、因縁の相手への復讐、と怒涛の展開の中最終巻へ。2012/04/19