ハヤカワ文庫<br> セイレーン

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ハヤカワ文庫
セイレーン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150301569
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei-zu

23
40年ぶりぐらいの再読。この頃の著書の文章は、やっぱり好きだなぁ。 表題作は、遠い未来、宇宙船航行士としての青年の成長と、執筆時の1970年代後半のテレビ局を舞台とした謎の歌姫の存在が描かれる。ガヤガヤしたギョーカイのやり取りが楽しい。 併せて収録の「Run with the wolf」は、奇形児が集団発生し、文明が崩壊した近未来を描く。クラークやスタージョンの作品を下敷きにしたと思われるが、著者に障害を持った弟さんがいたと知った今では、読後の感慨も昔とは異なる。2023/05/02

いおむ

9
既読済みです。2019/11/26

グラスホッパー

4
「セイレーン」と「Run with the Wolf」二編を収録。昭和55年出版、古い!自分の読書のなかでも「Run with the Wolf」は、心を撃ち抜かれ、人生に大きな影響を与えた作品だった。クロマニヨン人から、ホモ・サピエンスが生まれたとき、毛がなくて驚愕しただろう。物語の中では、身体に障害をもつチャイルドが互いに助け合う新人類が生きていく。40年前に読み、こんな未来がいいな、と思った。再読しても気持ちは同じだ。2019/09/25

unknown

2
一人の歌手が異常な人気と狂気の元に多数の人心を掌握する20世紀の現代と、宇宙の魔女セイレーンの伝説が残る26世紀の未来が交互に入れ替わり展開される表題作は、さすがに30年以上経った今読むとどうしてもベタなネタに感じてしまうのは致し方ない。RAINBOWの同名曲から取られた『Run With The Wolf』は、クラークの『幼年期の終わり』を下敷きにしたと思われる中編。「生まれゆく新人類の姿を目の当たりにして滅び行く旧人類」という構図を通して、人間とは、人類とはという問いかけを原典より強く押し出している。2012/01/11

あみめ

1
セイレーンのセーラは、なぜだかクリィミーマミのイメージで読んでいました。うしろのは、ブルースウィリス。ハリウッドにありそう。2013/03/01

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