出版社内容情報
ローランドレに到達したローダンは、偵察隊を組織する。それに参加したアラスカ・シェーデレーアは、体に不調を感じていたが……
内容説明
銀河系船団がフロストルービンを通過したさい、“マスクの男”アラスカ・シェーデレーアの顔からカピン断片が消えた。断片は体内で動きまわるようになり、以来、かれは不調に苦しんでいる。そのアラスカは、ローダンの指示によりソルゴル人カルフェシュとローランドレ偵察隊に参加するが、目的地に近づくとともに幻覚に襲われ、艇を墜落させかけてしまう。ふたりは艇を放棄し、ローランドレ内部に向かうことになるが…
著者等紹介
星谷馨[ホシヤカオリ]
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒、文筆家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
5
標題作と「トルカントゥルの要塞」の二篇収録。二篇とも《バジス》がローランドレ探索のために派遣した11組のペアの冒険譚なのだが、202巻『宙賊レディ』で登場して以降カピンの断片が顔にとどまったため「マスクの男」と呼ばれたアラスカ・シェーデレーアがシリーズから(いったん)退場する前者のエピソードが印象的。謎の少女キトマ(表紙の女性)が誘うシーンは女性作家ならではの繊細さも窺える。後者では蜘蛛に似た種族ガルウォと、彼らに捕らえられたクリフトン・キャラモンとレオ・デュルクの話。雌雄に分かれて対立する種族ガルウォ。2019/06/23
mabo510
1
更にわからん展開へ?? もうすぐローランドレ制覇かな?2019/06/25