出版社内容情報
軍団司令官のアムトラニクは、太古の秘密基地がある惑星ショウルマーガーをめざした！
内容説明
“ビーストロア”の異名を持つ惑星ショウルマーガーに接近してきたのは、アムトラニクひきいるギル艦隊だった。この惑星に、太古のガルベシュ軍団が建造した秘密基地があるのだ。そこに行けばマルゴルの大波から逃れるすべが見つかるかもしれない。そう考えたアムトラニクは“ヴァジファー”でショウルマーガーに着陸を試みる。ところが、ほかの艦は乗員たちがふたたび見当識障害に襲われたため、惑星に墜落しはじめた！
著者等紹介
林啓子［ハヤシケイコ］
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
2
前半、惑星ショウルマーガーに現れたアムトラニクの意図は何か、という謎があかされ、この惑星に120万年の昔にひそかに設置されていた秘密基地の謎が明らかになります・・・ とはいえ、いくらマルペ世界でもこの時間は長すぎたと言うことか。後半は銀河系に帰郷するローダンら＜バジス＞の一行の話と、「深淵の騎士」の神秘性が剥がれてしまう危機に陥ったジェン・サリクとヴァリオ=500の冒険。まだまだこのサイクルには一波乱ありそうな。あとがきにかえて はローダン譚の中に出てきた西洋史的なネタの話と、故・松谷先生の話。2015/07/10
llll'
0
2015/06/18
eucalmelon
0
マルゴルの大波は、効果的な兵器だったがそれが自分に返ってくるとはなんともまぬけな・・・。しかしもともと騎士が設計したはずだから、その知識を受け継いでいるサリクなら修理できるはずなのだが、なぜ修理できない？2016/01/04
とうくぼやかや
0
ガルベシュ軍団と深遠の騎士の因縁はシーソーゲームのような展開を見せ、圧倒的に有利のように見えたジェン・サリクの側にもほころびが見え始め、はらはら させながら引き伸ばす展開だなあと。あと、やっぱり素直に帰ってこれないローダンとバジス一行。ご愁傷様。2015/10/15
