出版社内容情報
“帰還の間”の転送機から現われて、ハープーンのアルマダンと名のった男の正体とは?
内容説明
ヴァリオは、ガルベシュ軍団に関するオービターの誤解を解くため惑星マルタッポンでの調査活動をつづけていた。やがて、深淵の騎士ハープーンのアルマダンが準備したと思われる“帰還の間”に到達して、転送機を発見する。そこにひとりの男がいずこかから転送されてきて、ハープーンのアルマダンと名のった。ヴァリオはその嘘をすぐに見ぬくが、男がなんらかの情報を持っていると考えて、テラに連れていこうと計画した!
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鐵太郎
1
オービターの拠点で頑張るヴァリオ=500、アンソン・アーガイリスの活躍。だんだん終息にむかっていくのかな。あと29のエピソードの中でどう決着をつけるのか。 ──あとがきにかえて は、嶋田洋一さん。2014年8月に福島県の南相馬市と浪江町に行った話。線量計の音と時が止まった街。原発の是非は別にして、この街が元に戻ることはなくても、平和が早く戻ってきますように。2015/05/07
とうくぼやかや
1
ヴァリオと偽騎士の珍道中に、オービター内の権力闘争をからめて、サスペンス調で面白かった。2015/04/21
llll'
0
2015/05/31
eucalmelon
0
ハーデン・クーナーは赤ん坊の頃に入れ替えられたのになぜ、それを知っているのか?「フーリエ解析」なんてでているが、周波数分析、あるいは解析でいいように思うが、わざわざ解析技術を限定するなんで、じつは中身をしらないとか・・?合成食料がまずそうな記述が多いが、技術が進歩しながら、うまい食料を合成する技術のみ遅れているなんて、おかしいのでは?2015/08/20