内容説明
ようやく地球のポジションを発見した“ソル”だったが、そこに二億人の人類のシュプールはなかった。消えた人類の謎を解明するため、アトラン、ブル、ワリンジャー、グッキーの四名は、ネーサンのあるルナへ偵察飛行に向かう。そこで発見したものは、フルクースのロボット一体だけと未知の装置だった。一方、惑星インテルメッツォにいるテラ・パトロールのメンバーたちはいまだに“時間ハンマー”に悩まされていたが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーム
10
ようやくテラ・パトロール隊のメンバーたちに巡り会うことができたローダン一行。特にローダンとアラスカ・シェーデレーアが再会をよろこび抱き合うシーンには感動しましたね。2011/07/15
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
5
消えた人類に驚くローダンだけど、背景がわかっているから少し間抜けに見えたりするけど、主要メンバーの再会が嬉しくて、気分的には盛り上がります2011/10/04
スターライト
5
ローダンらは、ついに地球の生存者グループであるテラ・パトロールの面々との遭遇を果たす。そして時間の井戸に「落ち込んだ」アラスカもローダンらと合流する。対フルクース戦のため地球にとってかえしたローダンたちだったが、彼らを分子変形能力者の二人が襲う…。久々のダライモクとア・ハイヌのコンビはやはり面白い。彼らの関係が分子変形能力者の誤算につながるとは、エーヴェルス先生、やりますね。ところで、裏表紙ストーリー紹介にある消えた人類の数、「二百億人」となるべきところが「二億人」と誤記されています。2011/06/25
ニミッツクラス
4
ローダン日本語版403巻。カバーはテラ・パトロールのカウクとフルクースたち。こういう絵を見ると、人間の首は構造的な欠陥だなぁと思える。前編は邦題通り。カウクとフアトルの出会いは「第5惑星」の遭難、休戦、友情を連想させるが話はそこまでだった。ローダンたちとインテルメッツォから救出された人々が《ソル》で会する・・涙目。後編は「火星人と分子変形能力者」。現状を把握すべくテラとルナでの偵察譚。ネーサンのラファエルはスルーされていたが、もっと活躍の場はなかったのか。超能力者揃い踏みで心躍る章だった。★★★★☆☆2012/09/23
黒猫トム
2
再読。 前半ついに再会 後半火星スネ夫とハーフのジャイアン。 女帝の研究者がいいよねえ2023/09/24