内容説明
島の王たちの新たなる攻撃は、爆弾テロでも大艦隊による侵攻でもなかった。あらゆる物を分子段階で複製できる驚異の機械デュプリケーターで作り出した偽札を太陽系帝国内に大量にばらまいたのだ。だが、対策をたてるべき太陽系帝国財務相のホーマー・G・アダムスは過労で何もできない…。そこでローダンはアダムスを深海サナトリウムに休暇に送り出したが!?
目次
深海の戦い
ヤゴ星へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
13
島の王たちの次なる攻め手は、脅威のマルチデュプリケーターを使った膨大な贋札による経済攻撃。偽造不可能とされた太陽系帝国のソラー紙幣も、分子構造から丸ごとコピーされればひとたまりも無い。 ──構想は面白かったのですが、この経済戦争というネタが、ローダンものの枠の中ではうまく機能しなかったような。アクションはそれなりなんですけどね。前半は、グアムの海底のリゾートというとんでもないところで陰謀に巻き込まれるホーマー・G・アダムズ、後半は植民惑星ヤゴⅢで繰り広げられたグッキーの大活躍。ふむ。2019/02/01
llll'
1
.2021/08/22
josui
1
退屈だった。2012/10/14