感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
22
76年(昭和51年)290円白背初版。《アルコン帝国》の邦訳30巻目。前半:前巻からの異時間平面からの“姿なき攻撃”に対抗策が無く、被災惑星の住民をアルコンⅠへ移す。ローダンは帝国のロボット摂政からほぼ全権委任を受ける。後半:著者シェールとくれば秘蔵っ子アトラン登場。アトランの年齢一万歳や金星のポジトロン脳存在の謎が解ける。便利な付帯脳は身分地位に基づく医療措置で、トーラやクレストには無い。アトランが“それ”から入手したコンヴァータ砲は、ローダンが入手したフィクティヴ転送機と原理は同じなのだ。★★★★☆☆2024/02/16
鐵太郎
10
前半、アルコン摂政に対し一歩も引かずテラナーの地歩を固めるローダン。後半はいよいよアトランが本領発揮。──「ハロー、蛮人」 といってやった。「たしかにな。この前会ったとき、きみはわたしの足下に倒れていた。私の剣の切っ先にのどもとをつきつけられて。気のどくに思ったよ」── 後書きの三十年戦争ネタが、今読み返すと素敵です。2008/10/23
そうげん(sougen)
5
『アトランティス要塞』読了。アトランへの細胞活性装置の付与は、惑星ワンダラーの主「それ」が一枚噛んでいた。メタン人との攻防が語られるけれどわたしはいまいちよくわからないままに読み終えてます。2022/10/06
とうくぼやかや
4
なんだか手段も目的も意味不明な敵に対抗する手段を見つけようと四苦八苦するテラナー達。書かれた時代のせいなのか、女性隊員はいつもお荷物気味。そしてなんと、アトランがこの敵のことを知っていたとかいう展開。細胞活性装置のフラグが立ちましたね。「それ」はうん万年も前からこの日のことを予見していたというのか?アトランには不死を与えたというのに。2014/07/19
kadocks
3
やっと30巻。 追いつくのかなぁ。この辺もう全然覚えてない。なんとなくアトランティス話は覚えてるけど、少しずつ仕込んだネタが繋がってきてる。2021/07/18