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出版社内容情報
2021年大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一。幕末維新の混迷のなかで、農民から武士、江戸幕府から明治新政府、民間実業家へと立場を変えながら、日本の資本主義を作り上げた彼の生涯をたどり、渋沢栄一と幕末維新期の英傑たちによる国家創生の実像に、最新の研究成果から迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クラムボン
8
大河の主人公になる前は特に興味は無かった渋沢栄一です。これから新一万円札の顔になるのですね。『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック』の副題ですが、大河ドラマの話は無し。専門家による渋沢栄一の人と成りがメインです。多くの写真が見れて理解の助けになります。渋沢栄一を知ると、その人としての魅力、そしてなんと多彩なことを成した人だったのか、ただただ驚きました。2021/04/17
ひで
6
『雨夜譚余聞』に続いて渋沢栄一関連2冊目。『雨夜譚余聞』は渋沢栄一の主観で書かれたものでした。時代背景や周辺の状況をもう少し広く知りたくなり続けて手に取った本です。渋沢本人の生涯についてや、関わった人達の素顔、当時の状況など、多角的な視点で解説してあり、イメージしやすかったです。関連した企業や医療・教育機関、社会事業など、今でも皆に知られるものが多く、日本の資本主義の礎を作ってこられた方なのだなと実感させられました。大河も観ていこう。2021/03/22
デカゴジラ
2
大河ドラマのハンドブック。過去の放送分はよい復習になった。お代官様とのやり取りが、官尊民卑を変えたいという強い思いに結びついたなど、実際に渋沢が語っていたということで、史実とうまくリンクさせていたことがわかった。タイトルの「青天を衝け」はドラマで多少は描かれていたが、この本では、1mmも触れられていなかった。(ドラマでは)上州か信州に旅した時に険しい山頂からの景色を見て、そう思ったのがタイトルの由来らしいが、渋沢の功績や思想とは結局あまり関係していないことがわかった2021/09/21
えっちゃん
2
大河ドラマで取り上げられてるので少しだけ渋沢栄一に興味を持って読んでみました。知らなかった事がいっぱい!学校の歴史教育は近代史から始めると良いのではと思った。2021/04/26
KJ
1
幕末から明治の日本の黎明期を八面六臂に活躍した渋沢栄一。日本資本主義の父。2024年の一万円札の人。意外にもお札の顔は初めてでない。120年前の日本の統治下にあった大韓民国の紙幣に。知らなかった。大河ドラマの予習本。2021/03/17