内容説明
月はそうとう変わっている…。太陽系の中でも特異な衛星・月の起源・進化に迫る。
目次
第1章 日本人は月をどう見てきたか
第2章 月に踏み出した人類
第3章 月表層・地殻を科学する
第4章 月の深部構造に迫る
第5章 月に残された謎―「かぐや」以前
第6章 「かぐや」が迫る月の起源と進化
第7章 「かぐや」以後の月着陸探査と科学
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年、福島県生まれ。東京大学大学院理学部天文学科卒業。東京大学東京天文台を経て、現在、自然科学研究機構国立天文台天文情報センター長・同広報室長、准教授、総合研究大学院大学准教授。理学博士。流星、彗星など太陽系天体の研究の傍ら、最新の天文学の成果を講演、執筆などを通してやさしく伝えるなど、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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galoisbaobab
9
「かぐや」以前の月の科学のまとめ本。相変わらず月は不思議なことばかり。ってかジャイアント・インパクトって学者の中で主流ってわけじゃないのね。なんでもありになっちゃうって確かにそうだねw2017/12/16
takao
2
ふむ2023/12/01
merci
2
☆☆☆☆月に関する知識の総覧書。ここに書かれていることを丁寧に理解することで、知識が深まることは間違いない。2023/08/21
nagata
2
必要なところを拾い読み。割と読みやすいが月探査の話になるとちょっとついていけないところも。とにかく、これだけ毎日眺めているのに、わからないことだらけだということはわかった。本当に人類は月に行ったのだろうか?2021/08/28
Skywriter
1
日本の月周回衛星「かぐや」打ち上げまでに明らかになった事実と残された謎を示すことで「かぐや」が何を探ろうとしたのかを明らかに。タイトルどおり、最新の月の科学を知ることができるのが嬉しい。2009/12/16