内容説明
あの悲しい思いはもう誰にもさせたくない。NHKが被災現場で記録した170人の言葉。放送文化基金賞第39回受賞。
目次
第1部 岩手県(釜石市―津波で孤立した港町;野田村―“祭り”を奪った津波;大船渡市―静かな湾に押し寄せた大津波 ほか)
第2部 宮城県(南三陸町―高台の学校を襲った津波;東松島市―指定避難所を襲った大津波;多賀城市―産業道路の悪夢 ほか)
第3部 福島県(葛尾村―全村避難を決断した村;飯舘村―逃げるか留まるか迫られた選択;富岡町―“災害弱者”突然の避難 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
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日本中が大パニックに陥った東日本大震災から3年1ヶ月。甚大な被害を受けた東北三県の被災者の方々のインタビューを中心に掲載。それに加え、北海道・青森・茨城・千葉・東京の方々のインタビューも掲載をされている。常日頃から防災訓練をしたりしている方々は迅速にかつ、的確に行動が出来たようだ。3.11の教訓を踏まえて自治体で常日頃から巨大地震・津波に備えて定期的に避難訓練をすべきではないのだろうか。3.11以降、PTSDに苦しむ方々が多いように身請けられる。ご遺体の話は本当にリアルで読んでいてきつい。2014/04/12
Kenta Kyoda
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あの当時の記憶が少し薄れた感じがしていたが、被災地は常に進行形だと思うと自分の体たらくが恥ずかしく思えた。しっかり生きよう。2014/04/17