内容説明
「魏志倭人伝」「記紀」は、北部九州、出雲、畿内から出土する考古史料に裏づけられ、各地の古地名や伝承とも結びつく。邪馬台国の所在地を明らかにし、古代日本の形成をめぐって壮大な仮説を提示する。
目次
縄文文明と江南稲作文化の融合
騎馬民族の到来
卑弥呼の擁立
卑弥呼がつくった国
古代国家の類型を考える
出雲侵攻
鉄と古代の日本
台与の擁立
「天孫降臨」という領土拡大
神武東征と邪馬台国東遷
前方後円墳の時代
著者等紹介
富田徹郎［トミタテツロウ］
１９３３年富山県に生まれる。１９５７年東京大学法学部卒業。郵政省入省。１９８７年郵政省郵務局長を最後に退官。１９８８年フジテレビ常務取締役に就任。１９９５年同、専務取締役に就任。現在、エフシージー総合研究所社長。フジテレビ顧問
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