ウンチでわかるいきもの図鑑

シード，アンディ【文】〈Ｓｅｅｄ，Ａｎｄｙ〉/アルモン，クレア【絵】〈Ａｌｍｏｎ，Ｃｌａｉｒｅ〉/鹿田 昌美【訳】/郡司 芽久【日本語版監修】

ＮＨＫ出版（2020/10発売）

• サイズ A4判／ページ数 64p／高さ 31cm
• 商品コード 9784140361405
• NDC分類 K481
• Cコード C8798

出版社内容情報

いきものを知るには、ウンチがいちばん！
アウトドアに役立つ知識も満載

ウンチや足あと、羽、卵、食べのこし……。動物の「おとしもの」には、情報がたくさん。手がかりをもとに、いきもののさまざまな生態を楽しく解説。動物がいる場所の見つけ方、エサの種類など実際に探すときに必要な情報から豆知識、クイズまで収録。この1冊でだれもが「いきもの探偵」に！　16か国で刊行決定、世界で注目のいきもの図鑑。

目次（一部抜粋）
「いきものたんてい」になろう
ウンチは味方！
おおきなウンチ
ちいさなウンチ
恐竜のウンチ
足あとをみてみよう
鳥の足あと、そのほかの動物のあと
動物たちの家
たべもののてがかり
ざんこくな現場
ペリットを観察しよう
鳥のたまご
からだの一部をおとす動物
羽がおしえてくれること
おそったのはだれ？

内容説明

昆虫から恐竜までびっくりするようなウンチクがいっぱい！ウンチ、足あと、羽、たまご…。動物の「おとしもの」からさまざまな生態を楽しく解説。アウトドアに役立つ知識も満載。

目次

「いきものたんてい」になろう
ウンチは味方！
おおきなウンチ
鳥のウンチ
クマのウンチは森のなか？
恐竜のウンチ
ウンチのまめちしき
足あとをみてみよう
「足あとたんてい」になろう〔ほか〕

著者等紹介

シード，アンディ［シード，アンディ］ ［Ｓｅｅｄ，Ａｎｄｙ］
英国の作家。児童書および一般ノンフィクションの著作多数。『ウンチでわかるいきもの図鑑』でノース・サマセット・ティーチャーズブック・アワード（ＮＳＴＢＡ）を受賞

アルモン，クレア［アルモン，クレア］ ［Ａｌｍｏｎ，Ｃｌａｉｒｅ］
米国アトランタに拠点を置くイラストレーター、キャラクターデザイナー

鹿田昌美［シカタマサミ］
翻訳家。国際基督教大学卒

郡司芽久［グンジメグ］
筑波大学システム情報系研究員。２０１７年３月、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程にて博士号（農学）を取得。同年４月より日本学術振興会特別研究員ＰＤとして国立科学博物館勤務後、２０２０年４月より現職。帝京科学大学非常勤講師（動物解剖学）。専門は解剖学・形態学。第７回日本学術振興会育志賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[keroppi]

「ウンチでわかる」というタイトルだが、いろんな動物の生息状況を知るための知識がいっぱい。ウンチの他に、足跡だったり、食べ物の跡だったり、死骸だったり。それを辿っていくと動物に会えるのだろうか。あとをつけるのは危険といくつかの動物が紹介されているが、まず日本では出会えないかな。絵で見ながら勉強出来て楽しい一冊。#NetGalleyJP

2020/09/16

[りらこ]

なんと魅力的な本だろうか。 動物たちのウンチの分類に始まり、足あと、たまご等々彼らが生きていくうえで残す痕跡について、いろいろな生き物を取り上げている面白さ。 図鑑を普通に読んでいるだけでは分からない、細かい部分までがわかる楽しさ。 なかなか本物とは出会えない（出会わない方が安全な動物たちも多いけれど）ので、この本を読んだらぜひ動物園で生態を見てほしい。臭いも嗅いで五感で動物を、生き物を見てほしい。 生きるってどういうことなんだろう？と、他種の姿から学べたら最高だし、この本はその一助となる。

2020/10/06

[mawaji]

「世界一キモイ」に続いて手に取った「いきもの図鑑」。トラに睨まれるシカが発する「Oh deer!」というセリフを「まじか！」と訳した翻訳者のセンスのよさとともに原作者の遊び心が随所にちりばめられているようです。ウンチをかけられたハトが「ツイートしてやる！」と憤慨していますがハトも囀るのかしら。「ライオンがむかってきたら石か棒をなげる」というのは「危険動物との戦い方マニュアル」にあるとおりですね。原著のタイトルはLayla and Other Assorted Love Songsを勝手に思い浮かべました。

2020/12/13