内容説明
すべての始まりは、外事警察の内部資料流出事件で明かされた“協力者”である女の存在だった。女の存在を隠蔽しようとする日本の外事警察とその女を密かに追う韓国NIS、FBIの捜査官。数奇な運命の女を巡る、各国の激しい情報戦の先に見え隠れするのは迫り来る核テロの現実的な脅威だった。陰謀、罠、裏切りが渦巻き、圧倒的リアリズムで描写する緊迫のサスペンス諜報小説。
著者等紹介
麻生幾[アソウイク]
1960年大阪府生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。