帝都復興と生活空間―関東大震災後の市街地形成の論理

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  • サイズ A5判/ページ数 538p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130662000
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

出版社内容情報

空前の大被害をもたらした関東大震災は,東京の市街地を抜本的に改造するためのチャンスでもあった.震災後の東京の都市計画的課題と復興計画からその成果と限界までを,豊富な文献調査とGISを用いたデータ解析から明らかにする.

目次

序章
第1章 震災時点の東京下町における都市計画的課題
第2章 震災前後の建築ストックと居住者属性の変容
第3章 帝都復興プロセスのケーススタディ
第4章 制度からみる帝都復興のプロセス
第5章 日本橋区田所町・長谷川町地区におけるケーススタディ
第6章 下谷区御徒町3丁目地区におけるケーススタディ
第7章 バラックの建て替えと市街地の不燃化
結論

著者等紹介

田中傑[タナカマサル]
1973年静岡市生まれ。1996年慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。1998年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。2003年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程単位取得満期退学。2004年大韓民国国際交流財団フィールドリサーチフェロー(ソウル大学校)。現在、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻客員研究員(工学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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