クマラボイントウホク

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130611374
  • NDC分類 525.1
  • Cコード C3052

出版社内容情報



【エッセイ】

倫理を超えて、FUKUSHIMA を考える(隈 研吾)

東北と復興(津田大介)

南相馬、福島(あるいは東北)をこれからどうしたらよいか:「暮らす」と「ズラす」(開沼 博)

福島の原発被災地域における空間計画(窪田亜矢)

残されたものの顛末(ソフィ・ウダール)

「東北、そして福島のこれから」を考える(山本俊一)

遠い未来と遠い過去に向かって(藤原徹平)



【スタジオ】

2013 フクシマを変えるケンチク 

 自然の中に漂う居住装置

 海と暮らす、防潮堤ランドスケープ

 被災した常磐線を高架化する

 ただ一人富岡に残った男のための、新しいエネルギーの家

 帰宅困難地域とセーフゾーンの境界線

 遺構の上の仮設のハコ

 成長するコミュニティ

 農家ネットワークの復興拠点 



2014 南三陸の復興広場 

 嵩上げした土地に、過去の区割りを重ね合う

 物語を伝承するランドスケープ

 高台と海をつなぐスリットを街に挿入する

 出会いの起きる路地をつくる

 盛り場の復興

 桟橋の上のパブリックスペース

 構造物と自然のあいだ 



2015 南相馬の復興拠点 

 野馬追センターを拠点にした地域復興

 地域に残る文化施設の再生

 祭りと公共施設

 土地の境界線を、可変にする

 永続的な住居システム

 空き家を公共空間へ転用するプラットフォーム

 漁師の塔

 バイオマス発電所の見える化

 地域を活性化する6次産業センター

 実験的教育のための7+1 のレイヤー

 竹と電柱と街の灯り

 風景を消さない防潮堤

 野生動物のための建築 



2017 小高への帰還 

 橋と駅とランドスケープ

 可変的なキオスクが作るプラグインシティ

 街を照らすヘッドライトとしての建築

 空き地のプレイグラウンド

 交換可能なファブラボユニット

 次世代流通を担うドローンタワー



KENGO KUMA LAB IN TOHOKU

Kengo Kuma + Kengo Kuma Lab, Department of Architecture, The University of Tokyo

隈 研吾[クマ ケンゴ]
編集

東京大学建築学専攻隈研究室[トウキョウダイガクケンチクガクセンコウクマケンキュウシツ]
編集

目次

テキスト/TEXTS(倫理を超えて、FUKUSHIMAを考える;東北と復興;南相馬、福島(あるいは東北)をこれからどうしたらよいか:「暮らす」と「ズラす」
福島の原発被災地域における空間計画
残されたものの顛末
「東北、そして福島のこれから」を考える
遠い未来と遠い過去に向かって)
スタジオ/STUDIO(2013 フクシマを変えるケンチク Architecture for Fukushima;2014 南三陸の復興広場 Reconstruction Plaza in Minami Sanriku City;2015 南相馬の復興拠点 Reconstruction Base in Minami Soma City;2017 Workshop with ´Ecole nationale sup´erieure d’architecture de Versailles,France(ENSA‐V)小高への帰還 Return to Odaka,Minami Soma City)

感想・レビュー

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(2018,518,8)う~ん、これ、スタイリッシュでお金もかかっているんだろうけれど、地元では実際のとこ、どうなんだろうか?カリスマ来りて大金投じた夢のマチ的なのではという疑念が消えない。ハマーレいつか行ってみなくてはだな。石巻の中心市街地復興が高台移転組とかみ合わないという事例を知ったのでよけい感じます。あと津田大介が著者の次に来ていることや、その次の開沼さんを「上野さんの弟子」と紹介する著者の感覚など、やはりちょっと気になる点は多い。2021/03/08

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