日本の戦時経済―計画と市場

日本の戦時経済―計画と市場

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130460538
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

出版社内容情報

第2次大戦から50年を経て,戦時経済の研究もようやく蓄積を加えてきた.本書は,日本の戦時経済について,経済各分野の研究者がそれぞれ課題を設定して分析を試み,今日における戦時研究の共同作業に新しい視角を提起する.

内容説明

本書は日本の戦時経済について、対象時期を1937年の日中戦争全面化から1945年の敗戦までとし、経済各分野について担当者がそれぞれ課題を設定して分析をおこない、戦時研究の共同作業にささやかな寄与を試みようとしたものである。

目次

1 日本の戦時経済―国際比較の視点から
2 戦時工業動員体制
3 第2次世界大戦期の金融制度改革と金融システムの変化
4 経済制裁下の対外経済
5 対外経済膨脹の構図
6 戦時経済下の下請=協力工業政策の形成―機械鉄鋼製品工業整備要綱と協力工業政策(1940~1942年)
7 労務動員
8 太平洋戦争期食糧統制政策の一側面―食糧生産=供給者の行動原理と戦時的商品経済