心理臨床への手びき―初心者の問いに答える

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130120364
  • NDC分類 146
  • Cコード C3011

出版社内容情報

二十数年のカウンセラー経験をもつ著者が,臨床家になろうとする人や初心者の抱く迷いや疑問に,真正面から答える.心理臨床的援助で大切なことは技法だけではなく,クライエントと伴走する中でわきおこるセラピスト自身の感性=こころをつかうことである.

内容説明

臨床現場の迷いや疑問に、ベテランのセラピストがずばり答える。心理臨床援助には、技法だけでなく、クライエントと伴走する中でわきおこるセラピスト自身の感性を活かすことが大切。

目次

第1章 本書の出発点
第2章 プレイセラピーのワーク―非言語の世界につながるために
第3章 箱庭ワーク―自分に触れる・自分にとどく
第4章 語りのワーク―“相手の響きを感じられる”自分になる
第5章 スーパービジョン
第6章 私の考える心理臨床

著者等紹介

田中千穂子[タナカチホコ]
1954年東京生まれ。1983年東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程修了。1990年文学博士。1993‐94年Children’s National Medical Center(Washington D.C.)留学。花クリニック精神神経科を経て、現在、東京大学大学院教育学研究科助教授、臨床心理士
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

klopfer

2
SVに悩んでいるので再読してみた。与えられたSVの持つ問題点は、師匠に惚れ込めないことかもしれない。己を失うことも今は必要なんだと感じた。2011/11/01

星の子

0
心理療法初心者が持つ疑問を学生レポートのコメントから出して、それに筆者が答えていくところは、自分もその学生と同じような思いだったことや疑問としてあったことを筆者目線で応答してくれている気分だった。私は筆者が自分の体験としてなるべく近い言葉で言おうとする文章表現が好きで、そのことも大いに学びにしていきたい。教科書や授業では物足りないところを埋めてくれるようないい本だった。2015/08/25

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