出版社内容情報
経済的に豊かになり,都市化・情報化が進むなかで,大人になることの意味や教育を支える共同性と自明性がどう変わったのか.子どもの生活世界と学校の存立基盤におこった変化を現代の文化状況のなかで捉え直し,その構造的特質を解き明かす
内容説明
子どもの生活世界はどう変わったか。
目次
1 学校化と情報化のはざまで(変容する子どもの生活世界;拡散する子どもの遊び;閉塞する子どもの将来;学校改革の可能性)
2 クロスオーバー型社会へ(親の文化、子の文化;学校教育における評価の構造;学校教育における正統性の危機;〈近代家族〉の揺らぎと教育;青年期構造の変容;コミュニティと教育)