内容説明
突如、乱入した“蛮人王”の軍勢に連邦派遣軍敗北―この報に皇太子妃排斥派は勢いづく。だがスクナーは「負けない!」と高らかに宣言。より一層華やかな装いで舞踏会に赴きどよめきをもって迎えられる。皇太子クロムリーが差し出した手にスクナーの手が重ねられ、宴が始まる。『聖刻』連続刊行第2弾!
著者等紹介
千葉暁[チバサトシ]
1960年1月5日生まれ。東京都出身。法政大学経済学部中退。学生時代からアニメ・プラモデル雑誌等の編集にかかわり、「旋風の狩猟機」で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ho_den
2
10歳とは思えない若奥様である。2014/03/11
123456789wanko
2
スクナーは健気で賢くて可愛いなあ。今回も宮廷劇が主体。しかも対立相手がヘボすぎるために圧倒的な勝利となってしまう。手のひら返しのお手本のような女性たちの態度には笑うしかない。どうもスクナーの優秀さを描くために、エリダーヌ側を愚かにしている気がしてしまう。次巻は龍虎最終巻。派手な操兵戦を期待してます。でも、アグライアさんの行く末がとても心配です。2014/02/23
ぷるっちょ
1
いくら英才教育を受けているからといっても、スクナー、設定年齢10歳って若すぎるだろ。15歳くらいなら納得いくんだけどさ~。2014/07/29
オリビエ・ハルイスト
1
作者も書いていたが、操兵戦がない!だけど、それにも負けない宮廷闘争。健気なスクナー。設定は10歳だけど、どーしても10歳とは思えない。2014/06/20
公路郎
0
刊行スパンがみじかいと、話しを覚えているので、よろしい(笑) そして、スーパー10歳の大活躍後編みたいな感じです。操兵の戦闘も無く、宮廷での政争中心でしたが、其れは其れで面白かった。今後、主人公がディアから変わっていく舞台を想像させるし、そのときに活躍する連中がちょこちょこ出始めたのではなかろうか。そして、古い方々が退場し始めた巻とも思えてきた。2014/02/28